講師:西村美香 氏
日時:2025年5月18日(日)14:30~16:30 (受付14:00〜)
会場:デザイン史リサーチセンター東京
(住所)東京都新宿区下落合3-15-23-104
申し込み:先着10名
参加費:2,000円(資料代、お茶代含む)
※当日、現金にてお支払いください。
※DHRCtokyo会員の方は参加費1,000円となります。
【応募フォーム】
下記のフォームにて必要事項を入力の上ご応募ください。
https://forms.gle/9UiqArSUFsBEVr3i9
講演内容:
日本語の書体開発ほど煩雑なものはない。英書体がアルファベットとカンマやピリオドなど約物をいれて一書体に対して80種類ほどにすむのに対して、和書体ではひらがな、カタカナ、約物、それに加えて膨大な漢字が必要とされるゆえだ。
今日、印刷のデジタル化、あるいはAIの登場によってこの問題は少しは改善されつつあるが、そういったもののない全てが手作業の時代、新書体はどのように開発されていたのか。1920年代から30年代にかけての書体開発を洋画宣伝を例に垣間見てみようというのが発表の趣旨である。

西村 美香(にしむら・みか)
京都工芸繊維大学大学院修了。工学修士。
山本光学株式会社企画顧問、京都嵯峨芸術大学専任講師を経て、現明星大学教育学部教授。
著書に『モダニズム出版社の光芒』(淡交社)、『二〇世紀のポスター[タイポグラフィ]』(日本経済出版社)など。
デザイン史学研究会後援